はり灸・マッサージ Calm

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お知らせ & コラム お知らせ & コラム

逆子と診断されたらお灸がいい!?

香川県高松市郷東町 鍼灸治療院

はり灸・マッサージCalmの中原です。

 

逆子には、お灸が効果的って知ってますか?

今回は逆子と診断された方へ、逆子のお灸について解説してまいります。


目次

 

  1. 逆子ってどんな状態?
  2. なんで逆子になるの?
  3. 逆子のお灸って? 
  4. まとめ

 


◆逆子ってどんな状態?

 

骨盤に向かって赤ちゃんの頭が向いている状態を「頭位」と呼び、骨盤に向かってお尻や膝が向いている状態を「骨盤位」と呼びます。

この「頭位」と呼ばれる状態が赤ちゃんの正しい位置となります。そして「骨盤位」と呼ばれる状態がいわゆる「逆子」になります。

 


 


◆なんで逆子になるの?

 

逆子の原因は詳しくは分かっていませんが、子宮の形態異常や、赤ちゃんの発育不全、胎動が少ない、へその緒が絡まるなどの影響により、赤ちゃんの自然回転や自己回転が妨げられるためと言われています。 

逆子になりやすい人の特徴としては、足のむくみや冷えが強い人に多い傾向がありますので、日常的に、下半身の循環状態を意識してみてください。

 


 


◆逆子のお灸って?

  

27~36週の間にお灸を施術した場合、5回以内に85%の逆子が治っています。

これは、お灸をすることにより子宮動脈の血流を改善し、子宮筋の過緊張を緩和することと、お灸刺激により胎動を促し、回転しやすい状態へ導いてあげるためです。

お灸は、足に施灸するので横になったりが辛い妊婦さんでも座った状態で出来ます。セルフケアでお灸をする場合には、妊婦さんはやけどしやすい状態になっているので、やりすぎには注意してください!!

 



◆まとめ

 

今回は逆子について解説しましたが、妊娠中のつわり・腰痛・むくみ・切迫流産の予防なども鍼灸治療が効果的です。

気になる点や不安事項があれば気軽にご相談ください。

耳鳴りって改善するの?

香川県高松市郷東町 鍼灸治療院

はり灸・マッサージCalmの中原です。

 

耳鳴りには、さまざまな原因がありますが自律神経の乱れからも耳鳴りが発症してしまうことをご存じでしょうか?

今回は耳鳴りと鍼灸について詳しく解説してまいります。


目次

 

  1. 耳鳴りって?
  2. 耳鳴りの原因って?
  3. 耳鳴りの治療 
  4. まとめ

 


◆耳鳴りって?

 

耳鳴りとは、周囲から聞こえてくる音ではなく、耳の内部で聞こえる雑音のことを指します。

日常生活に支障をきたすものから、静寂時のみ気になるものと程度は人により幅があります。

耳鳴りの音は、高音・低音・金属音などとして聞こえるパターンがあります。

 


 


◆耳鳴りの原因って?

 

耳鳴りは、耳疾患の付随症状として現れることがあります。

例えば、老人性難聴・突発性難聴・騒音性難聴・メニエール病・聴神経腫瘍などがあげられます。

 この他には、自律神経の乱れによる耳鳴りもあり、耳鼻科で検査して器質的な異常がないにも関わらず耳鳴りが発症する場合はこれに当てはまることが多いです。

 


 


◆耳鳴りの治療

  

耳鳴りは耳周囲の循環障害や耳関係する神経の異常により発症します。

それは耳疾患の影響であったり、緊張が強く自律神経が乱れることによる影響だったりとさまざまです。

鍼灸治療で行うことは、頭部への血流量を改善し、耳周囲の循環障害を改善します。

さらに脳血流を改善し、機能の低下してしまった神経を正常な働きへ導きます。

訴え:普段から会社でのストレスが強く、首肩こりがひどく耳鳴りも常に聞こえてくる。

治療:首肩周囲の血流改善のため通電鍼+YNSA(山元式頭針療法)を用い首肩から頭部へきちんと血流が促されるように鍼治療を行う。

結果:1回の治療では少しの変化に留まりましたが、4回の治療後に日常生活では気にならない程度へ改善。

 

訴え:ストレスを強く感じた時から、耳の閉そく感を感じその後片側の耳に難聴症状と耳鳴りが発症。過去にも同様のケースで難聴・耳鳴りを経験。

治療:難聴症状と耳鳴り症状が強いために、頭部へ鍼(YNSA)や頭部への通電鍼(緊張緩和が目的)で、強い緊張を緩和することと、耳周囲への循環改善を行う。

結果:1回目の治療後に耳の聞こえやすさの改善・閉塞感は減少し、その後3回目の治療後に聴力検査を行い聴力の回復が認められた。その後は定期的なメンテナンスを行い調子のよい状態をキープしている。

 



◆まとめ

 

耳鳴りは原因不明とされるケースも多く、その場合でも症状を軽減できる場合があります。

症状により改善の程度は変わりますが、日常生活に支障をきたさないところを目標に鍼灸治療を受けてみませんか?

耳鳴りに関する不安や疑問があれば気軽にご相談ください。

後頭下筋群が頭痛や眼精疲労の原因に?

香川県高松市郷東町 鍼灸治療院

はり灸・マッサージCalmの中原です。

 

今回は、後頭下筋群という首の後ろ側にある筋肉の緊張で起こる、頭痛や肩こりなどの影響について解説してまいります。


目次

 

  1. 後頭下筋群ってなに?
  2. 肩こり・頭痛・眼精疲労への影響
  3. 鍼灸治療で緊張を緩和 
  4. まとめ

 


◆後頭下筋群ってなに?

 

後頭下筋群は後頭部から首にかけての筋肉で、4つの筋肉から構成されています。

主な作用は頭部の後ろ・横に曲げる動き・回旋する動きに関係し、頭部を後方に引いて直立位を保つための筋肉たちです。

2番目の頸椎と後頭骨を繋ぐ筋肉。

1番目の頸椎と後頭骨を繋ぐ筋肉。

1番目の頸椎と後頭骨を繋ぐ筋肉。

1番目と2番目の頸椎を繋ぐ筋肉。

 


 


◆肩こり・頭痛・眼精疲労への影響

 

 

後頭下筋群の緊張状態が継続的になると、周囲の筋肉にも影響を及ぼし、首肩周囲の筋緊張が強くなるために首肩こりに繋がります。

 

後頭下筋群の緊張状態が継続的になると、頭部が筋肉で圧迫され頭痛を引き起こします。さらに神経の圧迫を起こすと後頭神経痛などの神経痛症状にもなりかねません。

 

後頭下筋群は眼球運動に間接的に関与しており、この筋群の緊張により眼球運動が障害されると、眼精疲労に繋がります。

共通して言えるのは、後頭下筋群の緊張は頭部への血流障害となりうるために、上記のようなさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

眼精疲労の詳しい記事はコチラ

 

 


 


◆鍼灸治療で緊張を緩和

  

 

鍼灸治療では、局所または遠隔部に鍼刺激をすることで後頭下筋群へ血流を促し、筋緊張を緩和することが期待できます。

筋肉は血流状態が保たれると正常に機能するため、患部の血流改善がさまざまな症状緩和に必要となります。

 

鍼灸治療では、交感神経の興奮を抑制し、副交感神経を優位にしてくれます。交感神経の過剰な興奮は血流状態を悪化し、筋肉の緊張および、神経系の興奮を促進するために症状悪化の原因となります。

鍼灸治療で副交感神経を優位にすることは、過剰になった神経の反応を抑制するので、後頭神経痛などの神経痛を抑制方向へ導きます。

 

 



◆まとめ

 

後頭下筋群は頭部を直立位に保つ働きがあるので、頭部を前傾姿勢で長時間過ごすと後頭下筋群の緊張に繋がります。

まずは生活面でポジショニングを気を付けたり、長時間同一姿勢にならないような工夫から症状を改善していくのも良いでしょう。

後頭部の違和感や痛みが気になる方は鍼灸治療で緊張を緩和し、痛み・コリから解放されましょう!!

暑さをのりきるお灸の力!!

香川県高松市郷東町 鍼灸治療院

はり灸・マッサージCalmの中原です。

 

夏が近くなるにつれて暑さが目立ってきましたが、みなさんはだるさや、疲れを感じてはいませんか?

今回は夏バテを予防するお灸の力を解説してまいります。


目次

 

  1. なぜ夏バテにお灸?
  2. お灸の注意事項
  3. 夏バテ予防4選!! 
  4. まとめ

 


◆なぜ夏バテにお灸?

 

夏バテは、季節の変化や室内外の温度変化により自律神経の乱れが生じ、だるさや疲れを感じやすくなっている状態です。

このような時こそ、お灸により自律神経を整えて夏バテ予防をするのが良いでしょう!

 

邵氏温灸器という間接的なお灸を耳元に置いてあげることで、自律神経を整え手足末端まで血流が行きわたり、だるさや疲れやすさを改善してくれます。

 

ドラッグストアにも売ってある台座灸を使うことで、お家でセルフケアができることもお灸のメリットです。

・湧泉:夏バテでだるさや疲れを感じるときにお灸すると元気がでるツボです。

 足裏で指を曲げた時にできるくぼみにとります。

・三陰交:室内の冷房で冷えを感じたり、生理痛が気になるときに良いツボです。

 内くるぶしから骨にそって、指4本分上で骨の際にとります。

・足三里:消化器系に働きかけ夏バテによる食欲不振に効果的なツボです。

 ひざ下から指4本分下で膝外の筋肉(前脛骨筋)上にとります。

 


 


◆お灸の注意事項

 

お灸の注意事項を確認してセルフケアをしましょう!!

顔面部や粘膜・傷がある場所はお灸は使用できません。

 

糖尿病や血行障害のある人は、使用前にお医者さんに確認をとりましょう。

妊婦さんもやけどしやすいので、使用の際は十分注意して使用しましょう。

 

台座灸は裏面がテープになっているので、先に火をつけてからツボに張り付けましょう。

使用回数は、温かさを感じたらそこで終わりにしましょう。

繰り返しするとやけどの原因となります。

使用後は水につけるなどして、後始末には気を付けましょう。

 

 


 


◆夏バテ予防策4選

  

お灸のセルフケアと並行しておこなうと良い4つのセルフケアをご紹介します。

夏場に水分補給は当たり前ですが、みなさんは水分をなにで摂取してますか?

コーヒーやお酒などは利尿作用が強いので水分補給としては適しません!

ですので、麦茶や硬水などミネラルも一緒に補給できるカフェインレスな飲み物が水分補給には適しているでしょう。

 

夏場は食欲不振になりがちなので、消化吸収のよい食事をとり、胃腸に負担をかけないようにしましょう。夏場は夏野菜をとることで水分補給にもなります。

 

外が暑くなってくると運動も難しくなりますが、日ごろの運動習慣は筋肉を動かすことで全身に血流を行きわたらせだるさや疲れやすさの防止となります。

運動の時間帯や場所に気を付け、熱中症対策をしっかりして運動に励みましょう。

 

暑さにより寝苦しさや、冷房の効きすぎで冷えや・だるさを感じてしまい睡眠障害がでてしまうのも夏場に多いです。

睡眠環境を整え、自分にあった空調管理で質のよい睡眠を意識しましょう。

 



◆まとめ

 

お灸は温めることから、冬場に活躍するイメージが強いと思いますが、夏場のだるさ・疲れやすさにもお灸の力は十分に発揮されます。

心地よい熱さは、リラックス効果もあり日ごろの疲れをリフレッシュできます。

夏バテで気味の方は気軽にご相談ください。

胃腸の不調は緊張からくる?

香川県高松市郷東町 鍼灸治療院

はり灸・マッサージCalmの中原です。

 

仕事や学校で緊張する場面になると胃腸の不調を感じたり、慢性的な食欲不振・便秘・下痢など胃腸に関する不調は、みなさん一度は経験しているのではないでしょうか?

今回はそんな胃腸の不調に鍼灸治療がどのように効果を発揮するのか解説してまいります。


目次

 

  1. 胃腸の不調の原因は?
  2. 胃腸と鍼灸の関連性?
  3. 危険な症状!! 
  4. まとめ

 


◆胃腸の不調の原因は?

 

 

胃腸は消化吸収を行う器官で、蠕動運動という胃腸の収縮・弛緩を繰り返すことにより、内容物を口側から肛門側へ運びます。

この蠕動運動は副交感神経(リラックス状態)が優位な時に起こり、交感神経(緊張状態)の優位が続くと低下します。

ですので、交感神経が優位な状態が続き蠕動運動が低下すると、消化不良を起こし食欲不振になったり、消化吸収が低下し、便秘や下痢の原因にもなります。

 

ストレスや不安・緊張などの症状から、自律神経の不調をきたし、胃腸の蠕動運動が過剰に亢進されることにより、便秘・下痢を繰り返す状態が過敏性腸症候群と言われています。

緊張や精神的な不安から胃痛や下痢が起こるのは、胃腸が自律神経の支配を受けていることが大きな原因と言えるでしょう。

 


 


◆胃腸と鍼灸の関連性?

  

胃腸の不調に鍼灸治療はどのような効果を発揮するのでしょうか?

胃腸などの臓器は、血液により栄養されており、血流不足により機能の低下を起こしてしまいます。

鍼灸治療では、身体の反応を利用し胃腸に血流を促すことができるので、血流不足からくる胃腸の機能低下を改善してくれます。

 

鍼にある一定のリズムで電気を流すことにより、痛みを緩和する物質が脳内で発生することが分かっています。

さらに手足の鍼刺激は下降性痛覚抑制系という、痛みをブロックする働きを促すことが分かっており、これらにより痛みの緩和が期待できます。

 

頭皮への鍼治療は、自律神経の調整を行い緊張した状態をリラックス状態へ導いてくれます。詳しくはコチラ

交感神経の過緊張により起こるとされる胃腸の不調に関しては副交感神経を優位に、緊張を緩和してあげることが改善のポイントになります。

実際に鍼治療をおこなうと、胃腸が動き「ぐるぐる」と音がなることもよくあります。

 

 


 


◆危険な症状!!

  

胃腸の不調でも危険な疾患が隠れている場合があります。

このような症状が時にはすぐに病院でみてもらいましょう。

腹痛・嘔吐・便秘・お腹がはるなどの症状がある場合は腸閉塞により腸が詰まった状態にある可能性があります。食べたらすぐに吐いてしまうなどの状態は病院で検査してもらいましょう。

胃がん・大腸がんなどのケースも腹痛や吐き気などの症状が現れることがあります。また血便などの症状がある方は早めに病院で検査してもらいましょう。

これらは胃腸に炎症症状が起こる難病指定されている疾患で、下痢でトイレの回数が頻回になったり、腹痛を伴うことがあります。

炎症反応によっては熱がでる場合もありますので、早めに病院で検査してもらいましょう。



◆まとめ

 

胃腸の不調に、自律神経の乱れが大きく関与していることが分かったと思いますが、もちろん胃腸は食生活の影響を一番に受けます。

水分補給やバランスのとれた食事が胃腸の状態を作るので、水分不足・偏食には十分気を付けましょう!!

胃腸に関する疑問点や不安な点がございましたら気軽にご相談ください。

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