逆子と診断されたらお灸がいい!?
香川県高松市郷東町 鍼灸治療院
はり灸・マッサージCalmの中原です。
逆子には、お灸が効果的って知ってますか?
今回は逆子と診断された方へ、逆子のお灸について解説してまいります。
目次
◆逆子ってどんな状態?
骨盤に向かって赤ちゃんの頭が向いている状態を「頭位」と呼び、骨盤に向かってお尻や膝が向いている状態を「骨盤位」と呼びます。
この「頭位」と呼ばれる状態が赤ちゃんの正しい位置となります。そして「骨盤位」と呼ばれる状態がいわゆる「逆子」になります。
◆なんで逆子になるの?
逆子の原因は詳しくは分かっていませんが、子宮の形態異常や、赤ちゃんの発育不全、胎動が少ない、へその緒が絡まるなどの影響により、赤ちゃんの自然回転や自己回転が妨げられるためと言われています。
逆子になりやすい人の特徴としては、足のむくみや冷えが強い人に多い傾向がありますので、日常的に、下半身の循環状態を意識してみてください。
◆逆子のお灸って?
27~36週の間にお灸を施術した場合、5回以内に85%の逆子が治っています。
これは、お灸をすることにより子宮動脈の血流を改善し、子宮筋の過緊張を緩和することと、お灸刺激により胎動を促し、回転しやすい状態へ導いてあげるためです。
お灸は、足に施灸するので横になったりが辛い妊婦さんでも座った状態で出来ます。セルフケアでお灸をする場合には、妊婦さんはやけどしやすい状態になっているので、やりすぎには注意してください!!
◆まとめ
今回は逆子について解説しましたが、妊娠中のつわり・腰痛・むくみ・切迫流産の予防なども鍼灸治療が効果的です。
気になる点や不安事項があれば気軽にご相談ください。